お酒と睡眠薬を一緒に飲むとどうなる?医者は教えてくれない話
2017/01/19
よくある質問に
「お酒と睡眠薬を一緒に飲んでいいですか?」というものがあります。
医者にきくと、決まってこう返答されます。
「よくありません」
薬の本や薬の説明書きにはしっかりと「アルコールとの併用は避ける」と明記されています。
今のようにリスク管理を厳しく言われる中、敢えて「OK」を出す医師はほぼいないと言えるでしょう。
しかし、個人輸入で睡眠薬を手に入れる場合、全ては自己責任となります。
簡単な原理くらいは知っておいても損ではありません。
どうしてお酒と睡眠薬の併用を避けねばならないのか
簡単に言えば、お酒と睡眠薬互いの効果を強めてしまうからです。
お酒はアルコールという薬物です。
嗜好品とは言え、肉体にとってはお薬となんら変わるところはありません。
脳に作用し、肝臓で無毒化されて体の外へ排出されます。
睡眠薬も同じ経路をたどりますから、2種類の薬物を同時に摂取したことになります。
身体の同じような場所に2種類の薬が作用すると、どちらの作用も増強される結果になります。
(ここでの作用は効果・副作用の両方を指します。)
前に書いたような記憶障害(これはアルコールでも起こりますよね?)や、ふらつき、その他様々な症状が普段以上に現れます。
第一にこのことが予期せぬ事故に繋がりますので、「併用は避ける」となっているのです。
もちろん、年齢や持病などで身体が弱っている場合は言わずもがなです。
もうひとつ言えばアルコールは薬物としてしてみた場合、睡眠薬としてはあまり優秀とは言えません。
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